登場作品:らくがきオーバーハート
略称は「鞍学」。某県の県庁所在地から電車で1時間、バスで30分の片田舎にある学園。創立は100年ほど前(
羽生橙花によると創立は2つほど前の年号に遡るという。ただし
市原蒼也の認識では創立から20年は経っているという曖昧なものである。)で、生徒総数1000人ほどの県下では進学校にあたる。創立記念日は4月22日。始業は8時30分。校内には神社がある。蒼也はこの神社に参拝して皆の気持ちが分かるようになりたいと願ったことで
落書が擬態化して見えるようになる。
大規模な改修が何度か行われており、蒼也達の教室がある校舎はごく最近に改築された建物である。空調設備はないが、他の建物に比べて綺麗で新しく、過ごしやすいという。学園は南と北と2つの校舎に分かれており、北は築50年以上にもなる古いものであるため、生徒が利用する屋上も南側中心である。
同好会の設立には会長以外に5名の会員を必要とし、集まらなければ同好会の新規設立は認められず、既存同好会は解散となる。