素人系総合 wiki - 岡崎春奈

岡崎春奈【おかざきはるな】

CV:沢野みりか?/登場作品:春色桜瀬

 漫画家。身長165cm。AB型。2月6日生まれ。沖田陸が通学途中にバスの定期券を忘れたことに気付き、慌てて引き返したら自宅の前で行き倒れていた。ひどい空腹を訴えており、三日ぐらい何も食べていなかったらしい。陸が食事を振る舞って元気に帰ったはずなのだが、この日、陸たちが帰宅する頃に再度行き倒れていた。
 陸の家の隣(このは達とは反対側)の古いアパートに住んでいる。自称「さすらいのプロの漫画家」熱中するとご飯を食べるのも忘れるほど、他のことが見えなくなる。大食家であり、料理なら何でもいいのか悲惨な出来栄えの愛沢撫子桜木このはの料理もまったく気にせず食べることができる。また、ご飯の時間になるとどんな時でも目を覚ます。
 「打ち切り」という言葉に敏感でトラウマを感じている。仕事柄か年中部屋に閉じこもる生活を送っている。メモ帳(マル秘帳、略して春菜ノート)を常に持参し、思いついたり発見したことを書き留めている。
 料理ができず、普段からろくなものを食べていないらしい。車は「ブルー免許」だといい、乗った人は次から次へと顔を真っ青にする。力は強く一発一発の打撃はかなりの威力である。
 本編は春奈が空腹で三度(出会った日の朝・夕を別に数えると4回目)道に行き倒れているのを発見されてから物語が展開する。徹夜明けの気分転換のつもりでファミレスに行こうとしたが、空腹に堪えられなかったのだという。
 実は菅原家三人姉妹の次女であり、本来は「菅原春奈」という。姉が菅原皐月で妹が菅原桔梗。三者三様で外見も性格も全く似ていない。書いている漫画はいわゆるエロ漫画であり、「はるるん」という筆名で執筆している。伝統を重んじる茶道の家元にあって成人向け漫画を描くことを父から強く反対され、家を出た経緯がある。父からは「菅原」の名を語ること許さないと言われ、仕返しに父の初恋相手の名字である「岡崎」を名乗っている。菅原家の中でもお茶を入れるのが抜群にうまく、「100年に1人の天才」(皐月談)と呼ばれていただけに、父も家を継ぐことを期待していた節があった。
 本人曰く漫画を描くことに夢中になりすぎて青春は過ぎ去り、恋愛経験が全くなかった。普段描いている内容とは裏腹に「キス」という言葉一つで狼狽するほど純情な側面がある。成人向け漫画を執筆するようになったのは、家を出て独立するのにお金を手早く稼げると聞いたからだった。どこに居を定めてもなぜか皐月に見つかってしまうということを繰り返すうちに、互いに譲歩することになり、2年以内に一般誌でデビューすることを条件に漫画を描くことが許されることになった。
 漫画の内容を知られてからは陸に原稿執筆の手伝いを頼むようになる。皐月によると春奈は締切に追われる修羅場のとき5分だけ睡眠をとることで体力を僅かに回復することができるという。
 小さい頃からスケッチブックに絵を描いていた。漫画家になりたい、と思ったきっかけは皐月の忘れ物を届けに桜塚学園へ寄った時のこと。恋桜の美しさに魅せられてついついその絵を描いた春奈はそこで出会った桜の精に漫画家になることを約束した。それ以来雑誌に載ったらそのお姉さんの目に届くかもしれない、という思いをずっと抱くことになる。
 もう少しで一般誌デビューするという折に事故に逢い、右手首に全治3ヶ月の怪我を負った。絶望に打ちひしがれる春奈は夢うつつに恋桜を見ることになる。だいぶ先になるかもしれないが、きっと約束を守るという春奈に応えて桜の精がそっと怪我を治す。一晩で怪我が完治したことに驚きつつも、漫画家「菅原春奈」は無事スタートを切ることになった。
 一年後の春、再び恋桜の元にやって来る陸と春奈。周囲に比べまだ咲く気配がないその桜に「きっと咲くよ」と語り合いながら──。


セリフ

「責任とって、私と結婚するの」
→陸が早とちりをして風呂を覗いてしまったことに対して。

「このお礼には、お弁当箱にいっぱいの愛と情と夢を詰め返させてもらうわね」
→陸から手作り弁当を受けっとったことに感激して。

「どうしたの、陸くん。鳩が機関銃の一斉掃射受けたみたいな顔して」


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