素人系総合 wiki - 高城さやか

高城鞘子【たかぎさやか】

CV:佐本二厘?/登場作品:夏色ストレート!

 身長165cm。B84 W58 H80 52kg。2年1組。公博の幼馴染。家も隣である。趣味は冴えない幼馴染を虐めること。廣島西洋カーブファンであり、アンチ西京マクロスである。教室では公博の隣の席に座っている。直情反射型であり、公博曰く形勢が悪くなったらすぐに暴力で解決する癖がある。繰り出される打撃は男子顔負けの威力を誇っており、公博は小さい頃からさやかにその脅威をまざまざと見せつけられてきた。
 授業中はよく眠っている。勉強は嫌いだが、運動神経は抜群でクラスの球技大会実行委員を務めている。負けず嫌いであり、勝負事には一際執念を燃やす。球技大会での優勝へ向けて毎朝クラス全員を朝練に動員している。公博が言うには「原始人」並の「体力お化け」であり、ドッジボールでは「殺人ボール」を繰り出すことができる。なお、昨年の大会MVPを受賞している。
 部活には入っていない。窮屈なのが嫌であれこれ強制されるのが性に合わないということを表向きの理由にしているが、実際は昔親しかった友人に頼まれて入った部活でさやかの才能を妬んだ先輩から苛められ、1ヶ月と経たずに退部した事件が背景にある。
 飾らない言動でクラスを中心に人気は高い。公博曰くクラスには「高城さやかウイルス」が蔓延しているのではないか、と思わせるほど支持されている(「大日本さやか教」とも形容している)。
 大食家である。学食のカレーにはさやか用の「極め盛り」がある。料金は大盛りと変わらないが、その理由はさやかが誰よりも嬉しそうに沢山食べるため、お礼のようなものだという。残したら3倍の値段を取ることになっているが、一度も残したことがないばかりか、更に同じものをおかわりする。
 生徒会長の皇愛からは「単細胞生物」とよくからかわれているため、犬猿の仲であることを自認している。
 成績は体育のみ5であり、他は2が並ぶ。野生の勘によって毎度○×問題だけは正答率100%である。料理は非常にうまく、美薙つむじルートではつむじに熱血指導を施した。
 球技大会では優勝を逃したが、その閉会式でさやかはやけに公博に突っかかることになる。転校生のつむじのために公博が球技大会でやる気を出していたのだと解釈して妙に腹が立ったのだという(閉会式以後は個別ルート)。
 幼稚園かそれより少し前に公博と結婚の約束をしたことがある。犬に脅えたさやかを助けた公博だったが、なぜか謝る羽目になり、許してもらうためにさやかを一生守ると誓った。さやかは婿として一生扱き使うと言い、公博に大きくなったらさやかと結婚すると無理矢理言わせた。
 終業式の日の朝、二人は互いにこの結婚の約束をした夢を朝から見た。特にさやかはこの日以来夢の記憶が忘れられなくなり、どういうわけか公博のことばかり考えるようになる。夏休みも全くリフレッシュできず、普段は楽しみなはずの皆で海に行くという計画にも気持ちが晴れない。
 海水浴の日、公博はさやかの態度の異変を敏感に察知した。ビーチバレーの最中も動きがいつもより鈍いことを心配し、さやかが倒れた際には動揺を少しも隠さずにいち早く駆け出した。後に公博の取り乱し具合を担任の鏡月祥子から聞き、嬉しさも感じつつも、つむじに遠慮する気持ちもあって葛藤に揺れる。
 そんな折、公博の妹のが兄と付き合っているのではないかと男子生徒達から追及される現場に出くわし、咄嗟に自分が公博の彼女であると前に出る。男達3人は納得できず、夏祭りでデートしてもらい、その様子によって本当の彼女なのか判断すると言って去った。
 夏祭りの日、浴衣で着飾ったさやかに公博は驚く。二人は恋人としての自然な振る舞いを意識しすぎるあまり祭りに集中できずにいた。その日は災難続きで、タコが一つも入ってない小麦粉焼きに生焼けのフランクフルト、かき氷のシロップは変な味がし、チョコバナナのバナナはどろっとして傷んでいた。もう恋人を演じるのは止めようかとしていたところに泥棒が現われ、二人で追いかける。草履の鼻緒が切れても裸足で走り続けたさやかは泥棒を捕まえ、今日一日の鬱憤をすべてぶつけてボコボコにした。傷だらけになった両足を気遣う公博は周囲の目を無視してさやかを抱きかかえる。「ありがとう」と殊勝に言うさやかを見て「不覚にも、見惚れるくらい可愛いと思ってしまった」という。帰り際にさやかからキスをする。例の男どもが見張っているのだといい、何度も唇を重ねるが、まだ監視しているというのでフェラチオまでしてしまう。
 その後自分のしたことに驚いたさやかは逃げ出し、結局夏休み中一度も顔を見せることなく、二学期が始まっても公博を避けるように振る舞った。なお、鈴の嫌疑は一応晴れ、3人組は平河家に謝罪をしに来たという(ただし一人は疑わしく思っているようでもあった)。
 ある朝、公博は今後は夏祭りの件は誤魔化されたものとして振る舞おうという提案をして収束を図るが、この提案はさやかにとって公博をより強く意識する結果をもたらした。事実この日さやかは授業中に公博のことを意味もなく見つめ、得意の体育も全く集中できないという有様であった。見るに見かねたつむじが昼休みにさやかに話しかけ、自らはストレートに公博のことが好きだといい、未だに煮え切らない態度を示すさやかに対して公博をデートに誘うと挑発する。
 つむじから正式にデートの誘いを受けた公博は思い悩んだ末に出掛ける。デートに関してはつむじの方からさやかに日時と場所まで伝えており、つむじはさやかが来るものだと最初から思っていた。夜、デートが終わろうとする時、公博は雨の中天敵である犬に脅えて硬直するさやかを発見する。さやかを助け出し、昔の結婚の約束と同じ状況に一瞬いい雰囲気になりかけるが、つむじが現われた途端さやかは弾かれたように逃げ出す。そのまま雨の中を疾走し鈴に泣きながら抱きついた。
 翌日さやかは教室で高熱を出して倒れる。公博は一人で抱えて保健室にまで連れていき、保険医が戻ってもいいと言っても傍を離れなかった。さやかが公博の手を握っていたからであり、「目覚めて手を離してくれるまで、ここにいるしかありません」と言ったという。実際は公博のほうから手を握ったとされる。
 保健室でさやかが眠る中つむじは再び公博にデートを取り付ける。不安に駆られたさやかはトイレに出ようとする公博の手を掴み、「行かないで」と懇願した。生まれて初めて経験するという風邪に苦しみ、翌日からさやかは4日続けて学校を休むことになる。
 一度も見舞いに行かず、つむじのデートを優先させた兄に鈴は怒り心頭で「薄情者」だと言い捨てる。デート中公博は心ここにあらずでつむじを何度となくさやかだと間違えた。つむじから指摘され、さやかの所に戻って来ることになる。その場で公博はつむじよりさやかが大切だと告白し、二人は正式に結ばれる。
 つむじは公博以外には転校するということを隠していた。そして最後の思い出にデートを申し込んだという。旅立ちの日、見せつけるように公博にキスをしていちゃつくさやかにつむじはたいそうご立腹だった。愛は本ルートでは学校の夏期講習にかまけて参加できず、悔しさを露わにしている。


セリフ

「1位以外全部負け犬アンダードッグ社会的敗残者なわけだからさ」
→球技大会では優勝することが前提である。

「……腹掻っ捌いて三枚に下ろしてやろうか?」
→「お前……料理の腕、落ちた?」と公博に言われ(つむじルート)。

「今なら神だって殺してやれそう……」
→期末試験終了で精も根も尽き果てて。


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