素人系総合 wiki - 黒須賢三

黒須賢三【くろすけんぞう】

登場作品:ばにしゅ! 〜おっぱいの消えた王国〜

 主人公。フジヤマ出身。実家は剣道道場。二人の姉がいて、どちらも自分より腕っ節が強く、小さい頃からさんざんいたぶられてきたので頭が上がらないという。なお二人の姉はともに巨乳という裏設定がある。家事全般は末っ子である賢三が受け持っていた。
 他国人でありながら言語の壁を越えて魔術士養成アカデミーに主席合格したため、入学前から話題になっており、入学式の壇上で新入生代表として挨拶することになった。予想以上に厳粛な雰囲気に飲まれ、極度に緊張していたが、隣にいたセロ・ポグロムに例年魔法が使えたら何をしたいかなど馬鹿馬鹿しい目標を掲げて客の笑いを取るのが伝統だと騙されて、「(魔法で)エロいことをしたい」と高らかに主張したため、会場は騒然となった。この「新入生挨拶破廉恥大事件」は瞬く間に街中へと広まり、「東洋から来た淫獣・歌麿侍」として国中の全ての女性から蔑んだ目で見られることになってしまう(ただし男性陣には意外と味方が多い)。ロコによればその間魔法が使えたらどんな変態行為で復讐するかをノート(エロスノート何)に書き連ねていたという。何とか2年間のアカデミー生活を耐え抜き、魔術士になるための資格を得たことから本編は始まる。
 アカデミーではずっと成績1位を守り通したが、「淫獣」というレッテルのために卒業後半年もの間、魔術士への弟子入りも認められずにいた。突然、王女エトワール・レネ・ロシュトールから呼び出され、「伝説の魔女コロロコ・スワロウを紹介される。ロコは賢三に興味を示すものの、封印により魔力を失ったため弟子は取らないと言い、更に「お前みたいなお人好しにエロい事なんて無理だから、さっさと国に帰れ」と突っ返す。しかし、エロスに対する情熱を見くびってもらっては困るとロコに迫ったことで弟子入りを許可された。同時にロコの屋敷に住みこむことになる。以前はロシュトール中央区下町にある留学生専用のアパートに住んでいた。
 ロコの封印を解くにはエッチなことを段階的に行っていかなければならない。賢三と交わり、感覚を取り戻し始めたロコから魔法を学び始める。風呂も着替えも自在に覗くことができるという理由から初めて学ぶ魔法は「透明化」に決めていたという。首から下げていた魔法石が中央にあしらわれたペンダントを手に透明になろうと試みるが、一向に消える気配がない。魔法石だと思っていたそれはただの石だったことが判明する。翌日、魔法協会に赴いた際に、セロによって擦り替えられていたことが発覚するが、ぐっと我慢し、魔法石をあしらったペンダントを改めて受け取る(我慢しなかった場合は無念ポイントを参照)。
 魔法を使えるだけの魔力を溜めこむには最低でも1年はかかるが、ロコの提案でレネとも交わることになり、一気に魔力が溜まっていく。レネと1回交わる度に魔法を3〜4回は使えるほどの量が溜まるという。初めてにも関わらず「透明化魔法」を一発で成功させ、ロコからは「……これもエロへの執念がなせるワザか……」と呆れられた。「暗示魔法」も普通にしていては駄目だが性的に興奮すると成功させることができる。更に高位の魔法である「変身魔法」もエロいことを考えるとあっさりできてしまった。これにはさすがのロコも少し驚いて思った以上に才能があるのかもしれないと漏らした。
 しかし、エロさが絡まない魔法はたとえ初歩でも使えない。初心者レベルの火を起こす魔法が使えずにロコからは「バカ弟子」と揶揄された。昔から魔法を使ってエロいことをしてやると妄想してきたために、エロに応用できる魔法のイメージトレーニングは十分だが、一方でエロに絡まない一般的な魔法はてんで駄目なのだとロコから分析されて「筋金入りのエロ魔術士」と命名される。その証拠にその後ロコから伝授された操作魔法も本来は相手の意識の抵抗があって非常に難度が高いものだが、持ち前の想像力ですぐに成功させてしまった。その他再生魔法分身魔法と大変難しい魔法も一度エロに絡めばあっさりと成功させてみせた。


セリフ

「男にとって、巨乳とは本能が求めるものであり……無くなっては困るものなんだ!」


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