登場作品：クレナイノツキ
鷺宮沙生の父。
鷺宮神社の神主だったが、既に亡くなっている。
元々は婿養子である。当時の当主には娘の
鷺宮燿しか子がおらず、村の若者の中から目を付けた伊吹を迎え入れて鷺宮家を継がせようとしたのだという。数々の悪行のために燿が総領の座を追われたため、「
終儺の儀」を執り行うことで正式に総領の座に就くことになった。その儀式の最中に
金武が
可畏となって狂い、自身の両足を奪わるとともに燿を亡くしてしまう。
曲木村と
アブキ谷の両族にわだかまる怨恨と憎しみの連鎖を乗り切りたいと考え、アブキ谷出身者を夫に持つ
ステラとの縁談を受け入れた。
