素人系総合 wiki - 千房美登里

千房美登里【ちぼうみどり】

CV:風音?/登場作品:らくがきオーバーハート

 市原蒼也の隣の家に住む幼馴染。距離にして30cmも離れていないため、屋根伝いに互いの部屋を行き来できる。実際に毎日夜になると屋根伝いに蒼也の部屋にやって来る。蒼也と同じく2年5組に配属された。B型。蒼也のことは「そーちゃん」と呼ぶ。昔、蒼也本人が「アオヤ」ではなくて「ソウヤ」と呼べ(その方がカッコイイから)と言ったかららしい。
 久々の再会は蒼也の着替え現場と重なった。朝、蒼也がパンツ一丁で着替えていたところを見て、思わず段ボールを投げつけた。その行動が美登里のイメージとあまりにかけ離れていていたため、蒼也は最初誰だか分からなかった。昔は、気弱ですぐに泣くためあだ名は「泣き虫美登里」だったという。蒼也は泣きやますのに今も残る近所の自動販売機(「しいたけソーダー」「塩キャラメルココア」など不思議な飲み物がある)でよくメロンジュースを奢ってやっていた。「オバケが出るよ」というセリフはまだ遊びたいと泣く美登里をあやすために蒼也がよく使っていた言葉である。
 小さい頃は蒼也と二人でよく探検して変な物を見つけていたという。蒼也はカマキリの卵を見つけて中に小さな宇宙人が沢山入っていると騒いだり、クビキリギスという口の周りが真っ赤なバッタを見て「吸血バッタ」だと主張したりしていたという。夏休みはお泊り会だと言って、二週間ほどずっと蒼也の家に泊まっていた。
 巨乳である。走るのは早い。運動神経が良いため、幾多の運動部の勧誘を受けているが、全て断っている。目下帰宅部だが、それはやりたい部活がないためだという。蒼也が入ることになった「落書探索同好会」に入ることになる。
 勉強は苦手。「○多○生」(愛多憎生)を「愛多子生」(あいおおくこうまれる=ラブラブ)と解答した。
 携帯を持っていない。前は持っていたが、全部に返信するのが疲れたから解約したらしい。
 食堂の親子丼が好物だという。小さい頃から椎茸などきのこ類が嫌いである。同好会では桜庭亜依の淹れたミルクティーを好んで飲む。
 嘘をつく時は喋りながら髪の毛を弄る癖がある。元々あまり裏表のない人間であるため、無理して嘘を考えると無意識に出てしまうという。本人は気付いていないが、これは小さい時も今も変わらない癖である。カップルをくっつけるのが得意だと言い、これまでに19組のカップルをくっつけてきた。
 個別ルートは4月10日に美登里と蒼也が落書散策のパートナーを組むことになったところから始まる。夕方まじまじと胸を見ていた蒼也を挑発して揉めるものなら揉んでみろと言った。あと1センチというところで部活終了を伝える白鐘吟雪からの電話で止められた。
 翌11日の夜に買い物帰りで昨年来の親友である柴村鈴子と出会い、今でも蒼也のことが好きなのではないかと指摘される。美登里は鈴子と蒼也が付き合えばお似合いだと言うが、その間ずっと髪の毛を弄っていた。
 4月12日の朝、蒼也は突然鈴子から好きな人はいないのかと問われる。鈴子としては美登里のためを思って突き止めたかったのだが、その現場を美登里が目撃してしまう。鈴子が蒼也のことを好きだと早とちりをした美登里はなぜか憂鬱な気分になり、昼休み、鈴子に正式に蒼也と付き合っちゃえばと言った。元々冗談半分に言ったセリフであったが、少し考えた鈴子は承諾する。美登里は驚き、午後はどことなくぼーっとすることが多くなる。落書探索を終えた二人は口論になり、無理矢理鈴子との仲を取り持とうとする美登里を蒼也が非難し、美登里も応酬した。
 翌日蒼也は仲直りしようとした美登里の目を見れず、存外に扱ってしまった。直前に鈴子から美登里が自分のことを好きだと聞かされて動揺したためであるが、つい語気を荒げてしまい、美登里を泣かせてしまう。
 休み明けの15日。美登里は朝から調子が悪く、言葉少なめだった。「素直になって」という鈴子の手を払いのけ、嗜める蒼也に平手打ちして泣きながら教室を出ていく。美登里にとっては男の人は蒼也一人であるといい、1年の時に12人の男子(黄金澤嵩雅も含む)から告白されても断り続けていたという。鈴子に話したところでは「そーちゃんよりいい男なんてこの世にいない」というのがその理由だった。蒼也が引っ越ししていった時は現実を受け入れ難く、見送りにもいかずに部屋に閉じこもっていた。
 その日の放課後、蒼也に謝る決心がつかず今日は帰ろうとしていたところを鈴子に捕まる。「そーちゃんは、ぶっきらぼうで、そっけなくて、悪戯されて泣かされてたけど、でも本当は、とっても頼りになるの。すごくカッコイイの」という昔の言葉を持ち出して美登里の本心に迫った。美登里自身にやはり蒼也は特別な存在であるという意識が芽生え、その後の部活でようやく二人は仲直りする。お互いの気持ちを二人一緒に探そうということになった。
 翌日の1限目の菖蒲小路紫の授業の時に蒼也は早くも美登里が好きだということに気づく。混雑する昼の食堂で想いを伝えた蒼也だったが、人波に押されて転倒し、足を挫いてしまった。その日の部活で痛めた足が腫れ上がっていたため、美登里の助けを得て部室まで戻って来た。椅子に座ろうと前に進もうとしてバランスを崩し、それを庇った美登里ともども床に倒れてしまう。ちょうど蒼也が美登里に覆いかぶさるような形になり、美登里の告白とともに二人はキスをする。
 正式に付き合うことになった折、学園の生徒がラブホテルから出てきたところを教師に補導されるという事件が起こる。生活指導の紫は怒り心頭であり、見つけたら退学だ、と生徒同士の恋愛に目を光らせるようになる。同時に美登里と蒼也が二人きりになれる機会も減っていく。二人でいる時には必ず誰かしらが割り込んできて、家では急に美登里の母が寝込んで看病に時間を割かねばならなくなり、また休日のはずの土曜日に一日中部活の予定が入り込むようになる。美登里は完全にストレスをため込んでイライラが募るようになっていった。
 美登里のイライラ解消のためにおねだりポイントを導入する。休日返上の部活の翌日にあたる21日は二人でデートし、帰り際に美登里は欲しいものとして「そーちゃんの心」を挙げた。その日の夜は蒼也の母と美登里の母とで温泉旅行に行って留守だった。美登里の父は出張でいないといい、二人は蒼也の家に泊まって初めて体を重ねる。翌日も母親達が帰って来るまでいちゃいちゃし通しだった。
 休み明けの23日、鈴子と嵩雅が素行不良により退学処分が下る。二人がデート中にキスしている現場を紫に見られたからだと言う。美登里と蒼也はともに紫に抗議し、退学を阻止することに成功したが、今度は自分たちの交際が公になることになった。これには紫は当然のこと、部の存続に関わると吟雪も怒りを露わにし、蒼也に対して生まれてきたことを後悔する程の仕打ちを与えたとされる。また、この頃を境に蒼也の落書を擬態化できる能力が失われた。
 とある日の放課後、部室で交わる二人を同好会の面々が覗き見していた。二人は落書探索をしなくては、思い立ったように手を取り合って駆け出す。


セリフ

「そんなことないよ。ほらほら、よく見て。ぱっちりした目も、すっとした眉も、あとほら、何ていうかこう、ちょっと可愛いとことかさぁ」
→蒼也が「変わりすぎなんだよおまえ!昔と全然キャラが違うじゃんか」と言ったことについて。

「そーちゃんのエロ! エロ魔人!! 何すんのよ! あーもう、制服ぐちゃぐちゃ! 着替えなきゃ」
→蒼也が美登里の胸を見て「メチャクチャ柔らかそー……」ともらしたことに対して。

「このケダモノ!そんなことする子じゃなかったのに!!!」
→蒼也と亜衣がキスし、蒼也が胸を揉んだことを知り(事故である)。

「そうよ鈴子!考え直して!キスだけならまだ、後戻りできるからっ!」
→鈴子と嵩雅の退学騒動に関して(美登里ルート)。


関連スレッド

※作品別スレッドはない。


作品リンク