素人系総合 wiki - 相場貴也

相場貴也【あいばたかや】

登場作品:誰かのために出来ること

 主人公。2年。高校入学を機に祖母が残したアパートで一人暮らしを始める。両親の転勤に際して同行するという選択もあったが、既に高校に合格していた上、住み慣れた町を離れることに抵抗があったため、一人残る道を選んだ。現在はアパートの住人兼管理人。
 一人暮らしを始めるにあたっていくつか親と条件を交わしているらしい。その一つが赤点を取らないことで、赤点を取ったら親元に召喚されることになっている。
 最初からこの町に住んでいたわけではない(祖母はこの町出身だという)。小学校の頃、まだ学校が夏休みにあたる8月半ばに引っ越してきて、初めてできた友達が新宮未鈴であり、二人はやがて幼馴染となっていく。
 アパートは年期が入っているが、作りは結構しっかりしている。冷房はなく、扇風機のみ。風呂は共同である。新築の時は各部屋に風呂があるのはまだかなり珍しい時代であった。浴槽が大きすぎて掃除に手間がかかるため、未鈴の家の風呂をよく借りさせてもらっている。
 住人はずっと貴也一人だけだった。不動産屋には物件登録しているが、全く効果がない。貴也の推測によれば、彼らが貴也のボロアパートを最初に客に紹介することで他の取扱物件の印象を良くしようと画策しているからだという。
 アイス抹茶スイカミルクティーを好んで飲む。一人暮らしということもあって金欠気味であり、1週間を820円で生活したことがある。自炊はたまにするぐらいで、基本的にコンビニ弁当やスーパー西遊の見切り品を常食としており、栄養的に偏った食生活をしている。ジャンクフードにはこだわりがあり、コンビニによってフライドチキン・中華まん・おでん…どれを取っても味が違うことを認識している。
 時に「交渉の鬼」を発揮することがある。契約延長を求める新聞勧誘員に対し、3時間の交渉の末に、6ヶ月更新する代わりに1月分の無料サービスと洗剤半ダース、米1キロ、タオル2枚、映画&野球チケット数枚ずつをせしめることに成功した。
 授業中はよく眠っており、未鈴からは一週間に2回の頻度でノートを借りている。一番の苦手科目は英語。貴也の英語の辞書は猥褻な英単語のところに限ってマークが施されている。
 AVは和ものを好む。くんずほぐれつの肉弾戦を繰り広げる洋ものには抵抗がある。
 以前に未鈴と川辺にタイムカプセルを埋めたことがある。最初貴也が見つけようと頑張ったが成果は出なかった。結局大量のゴミを掘り出しただけに終わり、そのゴミを推奨のゴミ袋に詰め込んで町を歩いていたことから通りすがりの子供に「ホームレスサンタ」なる名称を与えられることになった。
 腕の内側に10センチほどの白い傷跡がある。見えにくい場所であるため、普段意識することはほとんどないが、この傷は未鈴にとって決して忘れることのできないものである(詳しくは新宮未鈴を参照)。


セリフ

「俺ってあきらめが悪いからさ。自分が納得できるまでは、やるだけのことはやりたいんだよ」
→雨や泥にまみれ、血豆になってもタイムカプセルを見つけようと掘り続ける。


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