登場作品:ばにしゅ! 〜おっぱいの消えた王国〜
成人した騎士の息子が正式に騎士として認められる式典のこと。魔術士にとっての
魔術士養成アカデミーの入学式のようなものであり、同様に
ロシュトール王国城の大聖堂で執り行われる。本来は国王が代表して取り仕切るが、ぎっくり腰になってしまったため、第一王女
エトワール・レネ・ロシュトールが代理を務めることになった。
数ある式典の中でも特に歴史や伝統に基づいており、動き方やセリフにまで配慮した厳粛な式進行が求められる。動き方は礼の角度や歩数に至るまで細かく定められている。
ネウス・ポグロムはこの場を利用して王国の実権を掌握しようと画策していた。今までは用意された鎧全てに人を入れていたが、大変だという理由で今年から全て鎧の中身は式進行に合わせて動くゴーレムに統一された。
セロ・ポグロムはネウスに命じられて500体以上の鎧にゴーレムの魔法印を描く作業に追われた。