素人系総合 wiki - 東上浩介

東上浩介【とうじょうこうすけ】

CV:杉崎和哉?/登場作品:潮風の消える海に

 鶴見工業高等学校1年。埋立地の外れにある無人駅(海芝浦駅)の波打ち際でいつものように所在なさげにしていた宮地進に話しかけた人物。進がタバコを吸おうにも点かないライターに腹を立て海に投げ捨てようとしたところにそっとライターを差し出した。かねてから岸壁(浅野駅付近)に沈められた「NASE号」と命名したヨットを修理して用いるという計画を立てており、初対面の進に対し、「海の向こう」に行こうと進言した。妹がおり、安善駅付近に住んでいる。NASE号に関しては「こいつさえあれば、俺たちは自由に世界中のどこへでも行ける」と豪語していた。
 進によれば自分より遥かに人に優しく包容力があり、人間ができており、誰かを幸せにして、その幸せを守るだけの力がある人物である。ただ自分の恋愛には疎いようで、椎木莉佳子を莉佳と呼ぶなどしていい雰囲気になっても付き合うというところまでは進んでいない。
 3年の夏休みに莉佳子と二人で遂に修繕が整ったヨットに乗ることになり、壮大な渡航へと旅立ったが、3日で海上保安庁に拿捕されて戻ってきた(渡航計画については宮地進の項目を参照)。工学部に推薦が取れたといい、高校卒業後はそこへ進学するという。
 拿捕後、突然浩介は進・美潮・莉佳子を召集して再び岸壁に連れて行き、今度は沈む25フィート級のセイリング・クルーザーを指して自慢気に「どうよ」と言った。この時、進から問答無用で海に蹴り落とされている。美潮は自分と進の出会いを思い出して莉佳子を海に放り出した。


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