素人系総合 wiki - 魔法(ばにしゅ!)

魔法【まほう】

登場作品:ばにしゅ! 〜おっぱいの消えた王国〜

 この世界の魔法はまだ人間が文字すら書けないほど遥か昔に悪魔から教えられたものだという。魔法が使える人は指導者や祈祷師といった集落を束ねる立場に就いた。魔法は感覚が全てで、それは人間が普段生活している限りでは絶対身につかないものであるため、魔法が使える人間の後継者は魔法の感覚に目覚めた一握りの人間に限られていた。後継者が見つからない場合もあるほど希少価値が高い職業のため、戦争の際には前面に出すことができず、どの国家も騎士中心の構成を取っていた。
 ロシュトール王国では自分以外の人間にこの感覚を上手く伝えることができないかと考えた初代国王が共有魔法を編み出したことで、多くの魔術士が誕生し、やがて魔法を軸に大国へと発展していく。初代国王は魔族を嫁にしており、その血はその後も受け継がれている。
 魔術士が多くなることで発生する事件数も増加し、王国は魔法を厳重に管理することにした。それが魔法協会であり、かなり後になって魔術士養成アカデミーも創設される。戦乱の世が長く続いたため、周囲の国とも決して良好とは言えず、協会によって守られた魔法はロシュトール王国のみで発展を続ける。
 魔法を使うと魔力の流れが生まれる。魔力に乱れが生じている箇所に衝撃を与えると、そこから術が崩壊する。魔法は効果が切れるまでは常に微量の魔力を放出し続けているため、残留物を調べれば微弱ながら魔力が検知することができる。魔法の種類によって漏れる魔力にも微妙な違いが生じるという。

【追記】ここでは「ばにしゅ!」世界の魔法を軸にした世界観を述べています。


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